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目次

同報告書は昨年11月の改訂版に、これまで1年間の調査内容を書き加えました。当研究会の2年間の成果をまとめた集大成です。限定500部で、カラー刷り、本文94ページ。
歌麿と関係のあった善野家、今年見つかった大作「月」の写真乾板、同乾板を所有する片岡写真館会長や歌麿研究の第一人者で栃木市特別顧問・浅野秀剛氏らのインタビュー記事などを盛り込みました。栃木市と歌麿との関係を扱った文献・資料年表も新たに付け加えました。
○ はじめに
○ 第1章 歌麿ととちぎ
○ 第2章 WANTED歌麿
○ 第3章 発見
○ 第4章 「雪」は今、どこに
○ 第5章 歌麿ととちぎの狂歌師
○ 第6章 関係者インタビュー
○ あとがき
○ 「とちぎの歌麿」文献年表
はじめに
眼光は射るように鋭い。肩まで伸びた髪、胸下まで垂れたひげの描写は緻密で、生気さえ感じる。2010年6月9日午前、栃木県内の所蔵者宅の和室。栃木ゆかりの浮世絵師・喜多川歌麿の肉筆画で、幻の「鍾馗図」に対面していた。傍らには、ともに所在不明とされてきた「三福神の相撲図」もあった。
この日は、情報提供者と初めて訪問。四方山話の途中で私の身分が紹介され、所蔵者から「それでは、ご覧になりますか」と望外の申し出を受けた。2つの掛け軸はそれぞれ木箱に納められ、1枚の風呂敷に包まれていた。
栃木市内にはすでに2007年秋、市内の民家で肉筆画「女達磨図」が発見されている。新たに「鍾馗図」と「三福神の相撲図」が確認されたことで、歌麿の栃木滞在がほぼ確実になった。
アートなまちづくり研究会は2009年10月の結成以降、先人の調査や文献を足掛かりに肉筆画の調査を進めてきた。その一つが・・・・
1冊1,000円(送料別)
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